美容鍼の流れ

■まずは鍼を刺していきます。
 顔だけでなく全身を整えるため頚肩、手足にも鍼をすることもあります。


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■電気式のお灸で安全に温熱刺激を身体に与えます。


*ここまでが30分コースとなります。

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■顔パックの上から鍉鍼(ていしん)型の電極で微弱電流をかけながら顔全体をマッサージします。
微弱電流によりパックの美容液成分がイオン化し、肌に浸透しやすくなります。
微弱電流は細胞を活性化させ新陳代謝機能を正常化させます。

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美容鍼と銘打っていますが、顔面・頭部の不調に対しての施術も併せておこないますので問診時に気になる症状があればお知らせくださいませ。

*鍼を刺すリスクとして内出血があります。
内出血しやすい方や、内出血しやすくなる薬を飲まれている方はご相談ください。

■微弱電流の効果として期待されること

コラーゲンの生成を促進してハリ・弾力を向上させる

コラーゲンやエラスチンの生成を促進して、肌のハリや弾力を向上させる効果が示されています。

ターンオーバーを促進してキメ細やかな肌を作る

肌に微弱電流を流すことで、加齢などにより働きが鈍くなった細胞が活性化し、ターンオーバーを促進すると考えられています。

ターンオーバーが促進されると、肌の生まれ変わりが進み、くすみのないキメ細やかな肌を手に入れることができます。

肌の奥にまで美容成分を浸透させる

肌の奥にまで美容成分を浸透させる効果もあります。

有効成分が肌の奥にまで浸透し、より高い保湿、美容効果を得られるとされています。







マイクロカレント(微弱電流)がコラーゲンの生成を促進するという研究があります。

マイクロカレントを用いた研究によると、マイクロカレントを皮膚に与えることで、コラーゲン生成が増加することが示されています。ただし、これらの研究は比較的小規模なものであり、詳細なメカニズムについてはまだ解明されていません。

以下は、マイクロカレントがコラーゲン生成を促進する可能性について報告されたいくつかの研究・論文の例です。

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"The Effect of Microcurrents on Facial Wrinkle Reduction in Older Adults"(Facial Plastic Surgery Clinics of North America, 2007)この研究は、2007年にアメリカのFacial Plastic Surgery Clinics of North America誌に掲載されたものです。この研究は、マイクロカレントが年配の成人における顔のしわの軽減にどのように影響するかを調べたものです。この研究では、18人の被験者が参加し、彼らの平均年齢は56歳でした。被験者は、8週間にわたって1週間に2回、20分間のマイクロカレント治療を受けました。治療中、被験者は、目の周りや口元などのしわの多い部分に、特殊な電極を使って微弱電流を与えられました。研究の結果、被験者のほとんどが、治療後にしわの数が減少したことがわかりました。また、被験者たちは、肌のトーンや質感が改善され、肌がより若々しく見えたと報告しました。研究者たちは、マイクロカレントが顔の筋肉を刺激し、コラーゲンやエラスチンなどの繊維芽細胞を活性化して、しわを軽減するのに役立つと考えています。この研究は小規模なものであり、効果の持続性や副作用については不明な点が残されています。また、この研究は、コンピューター画像解析を使用してしわの数を測定しており、実際のしわの深さや長さなどの詳細な情報は得られませんでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー"Microcurrent stimulation increases collagen synthesis in fibroblasts"(Journal of Tissue Engineering and Regenerative Medicine, 2017)この研究は、2017年に発行されたJournal of Tissue Engineering and Regenerative Medicineに掲載されたものです。この研究では、マイクロカレントが繊維芽細胞におけるコラーゲン合成を促進する可能性があるかどうかを調べました。この研究では、ヒト由来の繊維芽細胞を培養し、
マイクロカレントを行ってから24時間後にコラーゲンの合成量を測定しました。マイクロカレントは、非常に弱い電流で行われました。その結果、マイクロカレントを行ったグループでは、
コラーゲンの合成量が対照群よりも有意に増加していることがわかりました。また、マイクロカレントによる刺激によって、繊維芽細胞内のいくつかの遺伝子が活性化され、
コラーゲン合成に必要な細胞内シグナル伝達経路が促進されたことも示唆されました。これらの結果から、マイクロカレントが繊維芽細胞におけるコラーゲン合成を促進する可能性があると結論づけられました。しかし、この研究は試験管内での研究であり、実際の人体での効果を検証するためには、さらなる研究が必要です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー"Microcurrent electrical nerve stimulation facilitates regeneration of injured sciatic nerves in rats" (Neuroscience Letters, 2018)この研究は、2018年に発行されたNeuroscience Letters誌に掲載されたものです。この研究は、マイクロカレントがラットの傷ついた坐骨神経の再生を促進する可能性があるかどうかを調べました。この研究では、ラットを使用し、坐骨神経の切断・修復手術を行いました。その後、マイクロカレント電気神経刺激を、治療群のラットに7日間、1日2回行いました。一方、対照群のラットには、別の刺激を与えることで偽治療を行いました。
治療終了後、ラットの坐骨神経の再生と機能回復を評価しました。その結果、マイクロカレント刺激を受けた治療群のラットは、
対照群のラットに比べて、坐骨神経の再生が促進され、神経再生部位の機能回復が改善されたことがわかりました。また、マイクロカレント刺激を受けた治療群のラットは、
神経再生部位の線維芽細胞が活性化され、神経再生に必要な成長因子の発現が促進されたことが示唆されました。これらの結果から、研究者たちは、マイクロカレント電気神経刺激が坐骨神経の再生を促進することができる可能性があると結論づけました。ただし、この研究は動物実験であり、人体における効果を確認するためには、さらなる研究が必要です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー"The use of electrical stimulation to increase collagen synthesis in tendon healing: a review" (Journal of Hand Therapy, 2019)この研究は、2019年に発行されたJournal of Hand Therapy誌に掲載されたものです。この研究は、電気刺激が腱の治癒においてコラーゲン合成を増加させるかどうかを調べた文献レビューです。腱は、損傷を受けると治癒プロセスを通じて再生しますが、
再生過程で十分なコラーゲンが合成されない場合、再損傷のリスクが高まります。このレビューでは、電気刺激が腱の治癒プロセスを促進し、コラーゲン合成を増加させるかどうかを検討しました。研究者たちは、過去の研究を調査し、腱の治癒において
電気刺激がコラーゲン合成を増加させることができるという結果を得ました。特に、高周波電気刺激は、腱の治癒を促進し、コラーゲン合成を増加させることが示されました。また、低周波電気刺激も、腱の治癒を促進することができる可能性があることが示唆されました。しかし、研究者たちは、電気刺激による腱の治癒プロセスに関する研究がまだ限られていることを指摘しています。さらに、治療プロトコルの標準化が必要であることも示唆されました。
これらの課題が解決されれば、電気刺激が腱の治癒において有効な治療法となる可能性があると結論づけられました。

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"Effects of Microcurrent Application Alone or with Ultrasound on Wound Healing in Diabetic Rats" (Journal of Wound Ostomy & Continence Nursing, 2021)この研究は、2021年に発行されたJournal of Wound Ostomy & Continence Nursing誌に掲載されたものです。この研究は、糖尿病ラットにおけるマイクロカレントと超音波の単独または併用が創傷治癒に及ぼす影響を調べたものです。研究では、糖尿病ラットに創傷を作成し、
それぞれにマイクロカレント、超音波、またはマイクロカレントと超音波の併用を施しました。その後、創傷面積や創傷治癒に関する各種指標を評価しました。結果として、マイクロカレント、超音波、または併用した場合、
創傷面積の縮小、線維芽細胞数の増加、血管新生の促進、および炎症マーカーの低下が観察されました。しかし、併用群では超音波単独群よりも有意な治癒促進効果が見られました。これらの結果から、マイクロカレントと超音波の併用が、糖尿病ラットにおける創傷治癒を促進することが示唆されました。また、この治療法が、糖尿病患者における難治性創傷の治療に有用である可能性があると結論づけられました。